離婚について、離婚とは何か、離婚するとどうなるかについて、理解することができます。
Q 離婚とは何でしょうか？
法律上の婚姻関係を解消することを言います。婚姻関係の解消後は、法律上、夫婦と扱われなくなります。離婚の方法には、協議離婚、調停離婚、裁判離婚があります。
なお、離婚しても、これまでの生活と変化がない場合があります。たとえば、他の事情から、戸籍上だけ、離婚していることにする場合があります。このような離婚も有効です。
Q 離婚すると、何が変わりますか？
離婚すると、例えば、次のような法律上の違いが生じます。
離婚すると、婚姻によって姓を変えた方は、旧姓に戻ります（届出により、戻らないことも可能です）。また、筆頭者でない方が、夫婦の戸籍から除かれます。
また、子どもがいる場合、婚姻中は夫婦の共同親権でした。しかし、離婚すると片方だけの親権になります。
また、離婚すると、夫婦財産を清算することになります。財産分与の問題です。
また、離婚すると、夫婦扶助義務、相続権がなくなります。夫婦であることで得てきた税制上の優遇措置等も受けられなくなります。たとえば、配偶者控除です。
